平素よりご来院いただき、また当HPをご覧いただき、ありがとうございます。
長文になりますが、ご一読頂き、ご理解いただけると幸いです。
昨今の新型コロナウィルス感染症に伴い、感染対策への関心が高まっていることはご承知の通りかと存じます。
歯科の治療や、定期検診、メインテナンスは、皆様にとって「必要」なものであると、我々は考えています。また、メインテナンスも含めた定期検診も、一時的には「不急」であるものの、今後のさらなる延長は、口腔の健康維持の観点でいえば、望ましいことではありません。
一方で、皆様においても、ご来院に際し、ご不安なこと、ご心配なことがたくさんあるかと存じます。
先日の、歯科に関連した報道において日本歯科医師会の会長からも申し上げていた通り、歯科の治療に関連したコロナウィルス感染の報告はこれまで、1つもありません。しかし、歯科医院における医療従事者の感染報告が存在することも事実です。
皆様のご不安を少しでも解消できればと思い、また、当院の取り組み、方針につきご理解ご理解頂ければと思い、本日、一筆とらせていただきました。
現在講じている対策、現在の取り組み、および今後の方針について、以下、ご説明申し上げます。
<現在講じている対策、現在の取り組み>
1:皆様のご来院・治療に際し、最大限の対策を講じております。
何より、来ていただく皆様の健康が第一です。そのため、
① ご来院時にはマスクの着用をお願いしております。また、皆様に検温にご協力をいただいております。
発熱がある場合、歯科の急性症状に由来する発熱の場合は、診療させていただきますが、37.0℃以上の場合は、他の状況を考慮の上、診療をお断りすることがございます。ご了承ください。
② 待合での「3密」を防ぐ工夫をしております。
それに伴い、診療体制の縮小・調整をさせていただいております。これまで、多数の方にアポイントの変更にご協力頂いております。ご協力いただいた皆様、心より感謝申し上げます。
③ ドア、窓などの開放により、常時換気状態を作っております。
④ 皆様の触れる可能性の高い場所においては、これまで以上の消毒清掃を徹底しております。
⑤ 歯の治療や歯石とり等、お口の中に注水が必要な場合は、通常のバキューム操作に加え、「口腔外バキューム」の使用により、飛沫を吸引しております。開院当時の2011年より当院では導入しております。
https://www.tokyogiken.com/ja/solution/#movie
⑥ 当院Dr、スタッフとの長時間の接触にならないよう、可能な限りの配慮を行っております。また、ご説明の際は、ソーシャルディスタンスを意識し、必要な距離を取らせていただいております。
⑦ 受付においては、皆様への飛沫の防止、および、皆様からの飛沫の防止のため、ウィルスガードという透明な衝立を設置しました。
2:スタッフの体調管理、感染対策にも万全を期しております。
① 当院スタッフにおいては、体調管理等の指導を徹底すると同時に、体調不良の場合はいかなる場合も、休暇を取っております。また、スタッフ間の感染を防ぐため、通勤時間の調整、休暇取得を院長の指示のもと行っております。
② 皆様の治療の際は、これまで通り、サージカルマスクやN95に準じたマスクの着用、グローブ、フェイスシールド、ゴーグルの着用を義務付けております。また、治療ごとの手指洗浄・アルコール消毒等、感染防御の基本となる処置を徹底しております。
③ 書面等により、感染予防に関する、教育の徹底を行いました。
以上となりますが、今後も、考えうる事項については、即時決定ののち、実行してまいります。
<今後の方針について>
1:医院の診療時間について
上記の通り、当院においては考えうる最大限の方策を講じておりますので、5/7の連休以降、一部の臨時休診を除き、通常診療を続けてまいります。
2:診療のお約束について
緊急事態宣言中、および宣言解除後の状況を判断し、診療体制の縮小、調整を追加で行うことがございます。その際は当院より必ずご連絡申し上げます。
3:万が一の場合
当院テナントの閉鎖、グローブ等の衛生材料の確保困難、その他の諸事情や不可抗力等に伴う閉鎖を余儀なくされた場合は、臨時休診を頂戴することがございます。その際も、必ずご連絡申し上げます。
<皆様へのお願い>
1:当院スタッフ一同、皆様の口腔環境の維持、向上に、これまで以上に全力を尽くしてまいります。ご存知の通り、免疫力の向上が、本感染症に立ち向かう武器の1つです。そのためには、歯科治療、口腔メインテナンスは欠かせません。
新型コロナウィルス感染拡大前の日常に、各種勉強会等で学んだことも生かし、これまで以上に皆様に安心していただける、ご満足頂ける治療を目指し、精進して参ります。
2:ご不安な点、ご不明な点がありましたら何なりとお尋ねください。
皆様のご意見、お考えと、我々の考えを合わせ、より良い方向性を見つけることが、治療とメインテナンスの最善策と考えています。
3:上記の、こちらよりご連絡差し上げなくてはいけない場合が発生した場合は、お詫び申し上げます。
以上となります。
今後とも、皆様 何卒、当院をよろしくお願い申し上げます。
2020年5月1日
医療法人いそがい歯科クリニック
理事長・院長 磯貝 文彦